べんりワザ・VSCode を速く使う

入れておきたいVSCode拡張機能

VSCodeは“拡張機能”を足して自分好みに育てられます。初心者が入れておくと世界が変わる定番を、入れ方と画面つきで紹介します。

VSCodeは、そのままでも十分すごいのですが、拡張機能(Extensions) を足すことで、もっと便利にできます。アプリに“追加のアプリ”を入れるイメージ。ここでは初心者が入れておくと快適になる定番を、まとめて紹介します。

拡張機能の入れ方(共通の手順)

  1. VSCodeの左端にある、四角が4つのアイコン(Extensions)をクリック
  2. 上の検索ボックスに、入れたい拡張機能の名前を打つ
  3. 目的のものの Install ボタンを押す

これだけ。あとは下の名前をそのまま検索欄にコピーすれば、迷わず入れられます。

VSCodeの拡張機能パネル。左に検索欄と拡張機能の一覧、選んだものの右側に説明と青いInstallボタンが並んでいる
検索して、目当てのものの Install を押す。基本はこれのくり返しです。
じゅんびパソコンにVSCodeを入れるそもそも拡張機能ってなに、というところから知りたい人へ。VSCodeを入れる回で基礎を説明しているよ

入れておきたい拡張機能

上から順に「まず入れると効果が大きい」順に並べています。ぜんぶ一度に入れなくても大丈夫。まずは日本語化から、あとは使いながら「これ欲しいな」と思ったものを足していきましょう。

1. Japanese Language Pack(日本語化)

メニューや設定を日本語にしてくれます。英語のままだと最初はつらいので、いちばん最初に入れるのがおすすめ。入れたあと「再起動しますか?」と聞かれたら、再起動すると日本語に切り替わります。

VSCodeの拡張機能ページ。Japanese Language Pack for Visual Studio Code(作者Microsoft)の紹介。地球儀アイコンと説明が並ぶ
「Japanese Language Pack」で検索すると出てくるページ。作者はMicrosoft。まずはこれから。

2. Live Server(自動プレビュー)

HTMLファイルを右クリック → Open with Live Server で、ブラウザに自動表示。保存した瞬間に画面が更新されます。「書く → 見る」のくり返しが劇的にラクになる、練習の相棒です。

VSCodeの拡張機能ページ。Live Server(作者Ritwick Dey)の紹介。名前・説明・青いInstallボタンが並ぶ
「Live Server」で検索すると出てくるページ。作者はRitwick Dey。この青いInstallを押せば入ります。
じゅんび作ったものをブラウザで見るLive Serverを使った自動プレビューのやり方は、この回でじっくり手を動かして試せるよ

3. Prettier(コードの自動整形)

ガタガタになったインデント(字下げ)や空白を、保存するだけでピシッと整えてくれます。見た目がそろうと、まちがいにも気づきやすくなります。

VSCodeの拡張機能ページ。Prettier - Code formatter(作者Prettier)の紹介。名前・説明・Installボタンが並ぶ
「Prettier」で検索すると出てくるページ。名前の横に青いチェックが付いた公式のものを選びます。

4. Auto Rename Tag(閉じタグを自動で追従)

<div><section> に書き換えると、対になる閉じタグ </div>自動で一緒に変わります。閉じタグの直し忘れは初心者がいちばんやりがちなミス。それをまるごと防いでくれます。

VSCodeの拡張機能ページ。Auto Rename Tag(作者Jun Han)の紹介。名前・説明・Installボタンが並ぶ
「Auto Rename Tag」で検索すると出てくるページ。作者はJun Han。

5. indent-rainbow(入れ子を色で見やすく)

インデントの深さに応じて色がつき、入れ子(タグの中のタグ)の深さがひと目で分かるようになります。「あれ、いまどの中身を書いてるんだっけ?」が減ります。

indent-rainbowを入れたエディタ。入れ子のHTML。字下げ部分が深さごとに赤・青・緑と色分けされ、階層が縦の色帯で見える
字下げの深さごとに色が変わります。色の帯を目で追うだけで、いまどの入れ子の中にいるかが分かります。

6. zenkaku(全角スペースを見える化)

日本語で書いていると、うっかり紛れ込む「全角スペース」。見た目はふつうの空白なのに、コードの中にあると動かない原因になり、しかも目では見つけられません。この拡張機能は、全角スペースを色付きの四角で見える化してくれます。日本語で書く人ほど効きます。

VSCodeの拡張機能ページ。zenkaku(作者mosapride)の紹介。名前・説明・Installボタンが並ぶ
「zenkaku」で検索すると出てくるページ。作者はmosapride。紛れ込んだ全角スペースを四角く光らせてくれます。

7. Color Highlight(色コードに色をプレビュー)

CSSで #ff6699 のような色コードを書くと、その文字の背景が実際の色になって表示されます。「このコード、何色だっけ?」といちいち確かめなくても、ひと目で分かります。色をたくさん使うCSSの練習で大活躍します。

VSCodeの拡張機能ページ。Color Highlight(作者Sergii N)の紹介。アイコンに色コードが色付きで並ぶ
「Color Highlight」で検索すると出てくるページ。色コードにそのまま色が付きます。

8. Material Icon Theme(ファイルにアイコン)

サイドバーのファイル名の横に、種類ごとのアイコンが付きます。HTMLファイル・CSSファイル・画像ファイルがひと目で見分けられるようになり、フォルダの中が一気に分かりやすくなります。

VSCodeの拡張機能ページ。Material Icon Theme(作者Philipp Kief)の紹介。フォルダのアイコンと説明が並ぶ
「Material Icon Theme」で検索すると出てくるページ。作者はPhilipp Kief。

9. Path Intellisense(ファイルのパス補完)

画像やCSSを読み込むときのファイルの場所(パス)を打つと、候補を出してくれます。フォルダ名やファイル名のタイプミスによる「読み込めない!」を防げます。

VSCodeの拡張機能ページ。Path Intellisense(作者Christian Kohler)の紹介。名前・説明・青いInstallボタンが並ぶ
「Path Intellisense」で検索すると出てくるページ。作者はChristian Kohler。

10. Code Spell Checker(スペルミス検出)

widhtheigth のような英単語のつづりまちがいに、波線で気づかせてくれます。英語のスペルミスは動かない原因になりがちなので、書いているそばから直せるのは心強い味方です。

VSCodeの拡張機能ページ。Code Spell Checker(作者Street Side Software)の紹介。名前・説明・Installボタンが並ぶ
「Code Spell Checker」で検索すると出てくるページ。英単語のつづりミスを教えてくれます。

11. Error Lens(エラーをその場に表示)

まちがいのある行に、エラーの内容をその場で赤く表示してくれます。ふだんは小さくしか出ない警告が、行のとなりに文章で出るので、「どこが・なぜダメか」がすぐ分かります。原因さがしの時間がぐっと減ります。

VSCodeの拡張機能ページ。Error Lens(作者Alexander)の紹介。エラー文が行内に表示されたサンプルも写っている
「Error Lens」で検索すると出てくるページ。まちがいの内容が、その行にそのまま出ます。
ぜんぶを一気に入れるとVSCodeが重くなることもあるよ。まずは日本語化から、あとは「これ便利そう」と思ったものを少しずつ足していけば十分。入れすぎても消せるので、気軽に試してみよう

まとめ

  1. Extensionsアイコンから、検索 → Installで拡張機能を入れられる
  2. 日本語化・Live Server・Prettier を軸に、必要になったらAuto Rename Tagなどを足していく
  3. 拡張機能は“あとから足せる”ので、入れすぎず少しずつでいい

道具が整うと、練習そのものが気持ちよくなります。